その日の夕方、フェリーの待合室は、ブルーの制服を着用した某ビバレッジの団体で溢れていた。
混んでて、ドミトリーしか取れなかった原因はこれかなと思いながら乗船した。
賑やかな船内の雰囲気と、売店で入手した焼酎のちび瓶と氷カップを手に、揺れを楽しんだ。
明け方揺れが激しくなり、フラフラする感じも堪能した。
売店で珈琲をいただいた時に、サービスでクッキーもいただき、10分早く下船となった。
初めて見る宮崎港、ターミナルで、知り合って20年以上となる友に初めて会った。
すぐ近くに停めていた車で大雨の220号線を南下。
白波の立つ日南海岸を眺めてから、落ち着いた雰囲気のお店でランチとなり、船旅の疲れはすっかり取れていた。